【ドクターX】城之内(内田有紀)の過去の病気って?-クリスマスの奇跡-

 
城之内_病気
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ドクターX・シリーズ5では、元気な姿を見せている内田有紀さん演じる城之内ですが、過去には彼女も大病を患っていました。

そして、大門未知子が命を助けた人の中の1人でもあります。

城之内は一体どんな病気を抱えていたのでしょうか。

そんな城之内の過去を振り返ってみたいと思います。

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城之内(内田有紀)の病気とは

病気の発症

シリーズ4の第10話。

いつものように神原名医紹介所でマージャンをしている未知子たち。

そんな中、城之内が背中にコリ(痛み?)があるのを気にしていました。

このころから症状が出ていたのでしょう。

そしてその後、(病気のせいで)手術中に城之内にとってはありえないミスを犯しました。

そんな城之内を見かねて口を出す未知子。

城之内と未知子が喧嘩別れをしてしまいます。

そんなことがあった後、ロンドンに留学している娘・舞と電話をしているときに、城之内は倒れてしまいました。

居合わせた未知子が城之内を抱え、救急車を呼び、病院へ運びます。

検査の結果、城之内は「局所進行膵がん(膵臓がんとも呼ぶ)」でした。

膵臓がんと言えば、早期発見が非常に難しいうえに、進行が早く、根治が難しいといわれている病気です。

城之内はその膵臓がんがかなり進行していたのです。

私に切らせて

シリーズ4の最終回(第11話)。

検査が終わり病室を訪れた未知子。

城之内から「特別室のベッドは違うから寝てみれば?」と言われ、城之内の横にダイブした未知子でしたが、この2ショットがファンにとってはたまらないシーンでしたね。

そして未知子は伝えるのです。

「私に切らせて」

と。

けれど、医者である城之内はその難しさを分かっていて、

「いくら大門さんでも無理。覚悟はできている」

と未知子に言うのです。

そして、舞のためにお金を残そうと、上海の病院からの引き抜きに応じようとしていました。

だから病気のことは黙っていてほしいと未知子に頼みます。

未知子がまさかの第3助手

そんな時、東帝大学病院に極秘入院してきたアメリカ次期大統領候補のレオナルド・スコップと妊娠中の妻ダイアナ。(これってトランプ??)

スコップは城之内と同じ膵臓がんでした。

その執刀を世界の北野(滝藤賢一)がすることになり、未知子を第一助手に任命しましたが、城之内のことが気がかりで「いたしません」と断ります。

ですが、北野がこの手術で使用する「IREナイフ」の説明を始めると、未知子は急にやる気になり、「やっぱりやる!」と申し出ます。

変なプライドの高い北野は、1度断れたもんだから、未知子を第3助手に任命しました(小さいオトコだ)。

そして、北野はIREナイフを使い、見事にスコップの手術を成功させました。

ちなみにこの「IREナイフ」とは、ナノナイフのことのようですね。

ナノナイフとは、Irreversible electroporation (IRE)(不可逆電気穿孔法)という治療機器です。3,000ボルトの高電圧で、1万分の1秒という極めて短時間に直流電流を流すことによって、針の間にあるがん細胞にナノサイズ(1ナノメートル=10万分の1ミリメートル)の小さい穴を開け、がん細胞をアポトーシス(細胞死)に導く治療法です。

(引用元:http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/news/release/20140319.html)

ちょっと難しくてよく分かりませんが、とにかくスゴイ機器ってことです(笑)。

スゴイ機器だからこそ、高価であり、未知子はスコップの手術で使ったIREナイフを盗む(拝借する)ために、第3助手を務めたのでした。

こっそりIREナイフを持って行こうとする未知子でしたが、それを加地(勝村政信)と原守(鈴木浩介)に見つかってしまいます。

未知子がちらっと城之内を見ると、事態を察した加地と原(察してくれるなんて、スゴイ)。

その様子を察した城之内は、屋上へ逃げて行ってしまいました。

追いかけた未知子は屋上で城之内と話します。

「このIREナイフがあればオペ出来る。私に切らせて。」

と。

そして未知子は伝えました。

「あなたにはまだ生きてもらわないと困る。

舞も、昌さんも、…私も。」

と。

そして博美は涙を流し、本当は怖いと本心を語ります。

未知子にいつものセリフ

「大丈夫、私、失敗しないので」

を言ってもらい、未知子に全てを託すことに決めたのでした。

このシーンも涙なしでは見られませんでしたね。

未知子と城之内の絆の深さを感じたシーンでした。

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私、失敗した?!

その日の深夜3時、城之内の手術のために極秘で集まった未知子と加地、原、そして昌さん。

なんだかんだ文句を言いながらも加地と原が集まってくれたことに感激です。

そしていよいよ手術は始まりました。

未知子は膵臓癌にIREナイフを当て通電を開始します。

すると、突然心電図のモニターに異常が出てアラームが鳴り響きました。

なんとか城之内を救おうとする未知子ですが、状態は良くなりません。

その様子を見ていた昌さんが静かにこう告げました。

「未知子…閉じなさい。」

と。

立ち尽くす未知子は涙目になりながらも

「インオペ(手術中止)」

と言い渡しました。

日が昇り目を覚ました博美は、未知子の顔を見て察します。

そして、本当のことを言ってほしいと未知子に言うのです。

未知子は、膵臓癌をすべて取り除くことは出来なかったと告げました。

それを聞いた城之内は

「そっか。でも世界一信頼している大門さんにオペしてもらっただけで充分」

と言い笑顔を見せました。

無断で手術をした未知子はお咎めがあるかと思いきや、蛭間院長は大量のオペを全部タダでやってくれたら許すと言います。

未知子もそれを承諾する代わりに、城之内に今のまま特別室を貸してやってほしいと交渉しました。

クリスマスの奇跡

クリスマスの日、城之内の娘・舞がロンドンから帰ってきました。

城之内も一旦戻り、神原名医紹介所で加地や原も集まってクリスマスパーティが開催されます。

加地や原がよく参加しましたよね。

やはりなんだかんだ言っても、どこかで絆を感じているからでしょうか、ね。

クリスマスパーティが始まり、自分の病気のことを舞に伝えようとする城之内ですが、なかなか切り出せません。

「とりあえず、食べよう」と昌さんが言い、みんなで焼肉を食べ始めます。

城之内も、一口だけ、なんて言いながら、パクパク食べ始めました。

その様子を見ていた未知子が突然立ち上がり

「病院行こう!」

と言うのです。

病院で再検査をする未知子。

すると未知子が笑顔になり、

「やった!ダウンステージ!」

と言いました。

未知子は前回オペをしたときに、可能な限り癌を取り除いていて、そのおかげで癌のステージを下げることに成功したのです。

「オペすれば完治できる!」

未知子の言葉に涙を流し喜ぶ城之内。

「神様はそんなにイジワルじゃないよ」

という未知子のセリフがグッときましたね。

そして、今すぐオペをさせてもらえるよう、蛭間院長に頭を下げる未知子ですが、手術室は出産を控えたスコップの妻・ダイアナが使用する予定になっていました。

すると!!!副院長の久保(泉ピン子)がしゃしゃり出てきて

「出産は病気じゃない!私が取り上げてやる。」

と言うのです。

久保副院長、頼もしすぎます!!

その言葉を聞き、未知子は城之内を手術室へ運びます。

もちろん?!加地も原も駆けつけてくれました。

その様子を見ていた西園寺(吉田鋼太郎)が

「今度こそクビだ!」

と言い放ちますが、

「私、どーせバイトなので!」

という未知子に

「バイトの助手なので!」

という加地。

そのシーンに思わず笑ってしまいました。

こうして城之内の手術が始まりました。

途中までは順調でしたが、出血がひどくなります。

出血箇所がわからず動揺する未知子。

そんな未知子のもとにあの男が現れました。

北野です。

私は北野の腕を怪しんでいましたが(笑)、この時はとても頼りになりましたね。

北野のサポートのおかげで手術は無事に成功しました。

あの蛭間院長も未知子のオペに感動して「サンキューミラクル!」と絶叫していましたね。

無事に終わって本当によかった!!

この最終回で、未知子がどれだけ城之内のことを想っているのか感じることができ、それがとても心に残りました。

単なる仕事仲間ではなく、信頼しあう2人の間にはそれを超えた絆があるのですね。

そして回復した城之内は娘・舞にこう言うのです。

「大門さんは一度も諦めなかった・・・。奇跡って神様じゃなくて人間が起こすものかもね。」

と。

とても素敵な言葉でしたね。

まとめ

長くなりましたが、これが内田有紀さん演じる城之内博美の病気の全容です。

この病気を乗り越えて、未知子と城之内の絆はまた深まったのではないかと思います。

新シリーズも2人の活躍が楽しみですね。

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