【下剋上受験】実話で中学受験をした娘の合格校はどこ?
中卒だけれど、笑顔が絶えない明るい家庭の桜井家。そんな桜井家の父と娘が、難関中学の受験を決意し、合格を目指すホームドラマ「下剋上受験」が2017年1月に始まりますね🎶
このドラマ、単に受験勉強だけでなく、人生においても深く気づきのあるドラマになりそうで、今からとっても楽しみです。阿部サダヲさん演じる父の熱血ぶりにも注目ですね。
実はこのドラマ、実話にもとづいたドラマなんです。だから、中学受験をしたのも実話。実際にどんな道のりでどこを受験したのか見ていきたいと思います。
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下剋上受験は実話だった
「下剋上受験」の原作は、2014年に産経新聞出版から発売された桜井信一さんの「下剋上受験」です。
下剋上受験文庫版 [ 桜井信一 ]
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ここには小学5年生かの夏から1年半に渡る父娘の受験までの道のりが記されています。もともとは、自身が経験した中学受験までの汗と涙の経験をブログで綴っていたそうです。それが出版社の目にとまり、こうして書籍化されることになりました。
有村架純さんが主演した映画「ビリギャル」もそうでしたが、やっぱり「受験」って、世間では注目が高いことなんですね。
壮絶な受験勉強
以前から社会での学歴の重要性を感じていた父「信一は」、自分のように中卒で苦労させるわけにはいかないと、娘「佳織」を中学受験させる決意をします。けれど。中卒だった信一は、そもそも中学受験がどういうものか分かりません。
初めは塾に入れようと思いましたが、どこの塾も「合格するのは本人次第」と返答するため、その返答が腑に落ちなかった信一は、自らが教える決意をするのです!
そこからが壮絶な道のりの始まりでした。娘に教えるため、寝る暇も惜しんで、まずは自らが問題を解いていきます。最初はもちろんできません。けれど何度も何度も解いていううちに、問題の傾向が分かったり、問題の本質が分かっていきます。
こうやって自分の勉強もしながら、娘に教えていきます。思ったように教えられなかったり、娘がなかなか理解してくれなかったり、思ったような結果が出なかったりで、信一は鬱になり精神科医へ通ったりしますが、とにかく「あきらめない!」という強い気持ちで、受験勉強に取り組んでいきます。
スゴイなと思ったのは、PDCA(Plan・Do・Check・Action)を繰り返していること。ようは、計画を立てて、実行して、評価して、改善するということです。
こうしようと決めて、やってみて、娘の結果をチェックして、娘と話し合って改善策を考えて、さらに進めていく。これって、受験勉強だけに当てはまることじゃないよなぁと、思います。
とにかく前に進むために、これでもかというくらいに向き合って、そして諦めない気持ちで進んでいく父娘を見て、こっちも勇気づけられました。
そんな父娘がとうとう受験の日を迎えます。
娘が中学受験した学校はどこ?合格した中学は?
娘が中学受験で目指していた学校は「桜蔭中学(おういんちゅうがく)」でした。桜蔭中学は東京にある学校で、偏差値が72~75の中高一貫の女子校です。女子御三家(桜蔭、女子学院、雙葉)の1つでもあり、名門中の名門なんです。大学進学率もトップクラスで、4人に1人くらいは東大合格者を輩出するそうなんですよ。
芸能人でいうと、菊川怜さん、三浦奈保子さんがこの桜蔭中学出身です。賢そうな雰囲気がプンプンですね(笑)
実際、勉強を始めたころの娘の偏差値は「41」でした。それが偏差値約72の中学受験ができるくらい伸びたっていうのは、スゴイことですよね!
で、桜蔭中学はどうだったというと、、、「不合格」でした。
第1志望は残念ながら不合格でしたが、でも、桜蔭中学を受験する多くの方が併願で選ばれる「豊島岡女子学園」に合格されたそうです!この豊島岡女子学園もすごいんですよ。女子御三家と肩を並べる進学校で、東京大学やお茶の水女子大などへの合格者を出しています。
卒業生には、夏木マリさんやくらもちふさこさんがいらっしゃいます。
この豊島岡女子学園はちょっと変わっていて、試験のとき以外は、毎朝5分間の「運針」があるそうです。運針って??って感じですが、運針とは、
長さ1メートル程度の細長い白さらし木綿布を二つ折りにし玉止めしない赤い糸でひたすら運針し、最後まで行ったら引き抜くというもの。
その理念は
1.無心になる
2.基礎の大切さを知る
3.努力の積み重ねの大切さを知る
4.特技を持つ
(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
だそうです。これを中高6年間通して行います。5分間無心になって取り組むことで、自分と向き合えそうですね。第1志望ではなかったとしても、ここで素晴らしい青春を過ごしてもらいたいですね🎶
下剋上受験は単に受験勉強のドラマではなく、受験勉強に取り組む姿勢とか、父娘の絆とか、そういったもっと深いところにあるものに注目してみたいなと思います。きっと、何かしら勇気づけられる部分があるんじゃないかと期待をしています!