【陸王】松岡修造は敵か味方か!どうなるこはぜ屋(ネタバレ注意)!

 
松岡修造 敵味方
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ドラマ「陸王」もいよいよ終盤になってきましたね。

タチバナラッセルからアッパー素材が供給停止になった上に、またしてもトラブルが起こってしまうこはぜ屋。

そして、予告に登場した松岡修造

ビシッときめたスーツにさっそうと歩く姿はいかにも出来る男って感じでしたよね!

そんな松岡修造は敵?味方?

気になること満載の今後の展開を原作小説からお伝えしたいと思います。

ネタバレ注意ですよ!

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松岡修造の役柄は?敵?それとも味方?

第7話の予告でスーツ姿でさっそうと現れた松岡修造さん。

原作を知っている人ならいよいよあいつが来たか~!って感じだったと思います。

物語も終盤、最大のピンチを迎えるこはぜ屋ですが、一体、松岡修造さんとは何者でしょうか!!

松岡修造さんの役柄は?

松岡修造さんが演じるのは、アメリカに本社がある巨大アパレルメーカー「フェリックス」の社長・御園丈治です。

こはぜ屋の今後を左右する重要な役柄です。

この役を演じるにあたり、松岡修造さんはこんなコメントを寄せられています。

『陸王』は、日本の魂を感じさせる本気ドラマです。

明日へ向かうための活力になるドラマの一員になれるよう本気勝負させていただきます

(引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2101196/full/)

松岡修造さんの意気込みが伝わってくるコメントですね。

私は原作を読みましたが、御園社長が松岡修造さんと知って、ピッタリと思っちゃいました。

そんな松岡修造さんが演じる御園社長はこはぜ屋にとってどんな存在でしょうか?

そしてこはぜ屋が抱えるピンチとは?

さっそく紹介します!

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松岡修造さん演じる御園は敵?味方?(ネタバレ注意!)

タチバナラッセルからアッパー素材の供給停止が決まり、陸王の生産が止まってしまう…という危機的状況の中にいるこはぜ屋に、さらにピンチがやってきました。

それは…

シルクレイの製造装置の故障でした。

「ついにお迎えが来やがった。ちきしょう!」

という飯山の言葉どおり、もともと試作品段階の機械だったシルクレイ製造装置は、復旧の見込みもないほど故障はひどく、その役割を終えてしまいました。

量産に耐えうる機械を新しく作るとしたら…その費用は「1億円」。

年商7億円、利益些少の今のこはぜ屋にとってはとても大きすぎる金額です。

設備投資をするなら借金でするしかないこはぜ屋ですが、毎月の返済額のことを考えるとリスクは高く、いや、それ以前に、それだけのお金を借金できる望みは薄い…。

実際にメインバンクの埼玉中央銀行行田支店へ頼みに行きましたが、案の定断られてしまいました。

この場にきて陸王開発中止か…。

もし続けるとなると、1億円もの借金は、もしかすると従業員とその家族を路頭に迷わせることになるかもしれません。

こはぜ屋社長・宮沢は厳しい選択を迫られていました。

事業は続けたい、けれど、そのリスクを受けきれない、迷っている宮沢に元融資担当バンカーだった坂本がカツを入れます。

そして、目が覚めた宮沢に、坂本はある案件を持ってきたのでした。

「会社を、売りませんか?」

坂本はそう宮沢に話しました。

こはぜ屋を買収したいという企業があり、その企業が松岡修造さん演じるフェニックスの御園社長だったのです。

御園社長はこはぜ屋の「シルクレイ」に興味を持っていました。

自社でも用途に応じた様々なシューズを開発しているフェニックスですが、その研究開発部門の研究者たちも「シルクレイ」を高く評価しており、同じもの、もしくはそれ以上のものを開発するのに、莫大な開発費用と5年以上の年月がかかるというのです。

だから、御園社長はこはぜ屋を買収することによって、時間を買おうとしているのでした。

しかも、シルクレイ製造装置の故障の事まで知っていた御園社長は、それの設備投資までもするというのです。

こはぜ屋にとっては悪い話ではない、そう思った宮沢ですが、なんだか釈然としません。

なぜなら、シルクレイという技術はこはぜ屋のものではなく、飯山のものだからです。

御園社長は、シルクレイの特許だけでなく、その製造ノウハウも評価しており、そのノウハウはこはぜ屋にあるから、こはぜ屋を買収したいというのですが・・・。

実は裏ではこんなことがありました。

御園社長はすでに飯山にコンタクトを取っていたのです。

シルクレイの特許を売ってくれと・・・。

そして、飯山は自分が特許を売ればこはぜ屋に迷惑がかかる、今はこはぜ屋に世話になっている身としてそれはできないと断っていたのでした!

だから、御園社長はこはぜ屋を買収することにしたのでした。

それにしても、飯山にとってはかなりのもうけ話だったに違いないこの提案を断ってしまうなんて、飯山の心意気には胸を打たれますね。

そして、それを知った宮沢は、飯山に感謝するとともに、飯山にフェニックスからの買収話について相談をします。

買収話に応じようと思う・・・と宮沢がいうと、飯山は、

オレはシルクレイのシューズに関する製造許可をこはぜ屋にだけ与えた。

つまり、いまはこはぜ屋以外に、シルクレイのソールを製造できる業者はいないってことなんだ。

御園の狙いは、あんたがもっているその権利だ。

だったら他にやりようがあるだろうが

(引用元:陸王)

と。

それを聞いた宮沢は、いままで全く気づかなかった選択肢を手にしたのでした。

後日、再び御園社長と会った宮沢は、「買収ではなく業務提携」ではどうかと提案するのです。

そして、アウトドア用に使用するシルクレイを独占的にフェニックスに供給するという契約ではどうかと。

さらに設備投資のお願いまでするのです。

宮沢としては、新規事業ももちろんやりたいが、こはぜ屋の暖簾も守っていきたいという想いもあってのことでした。

それを聞いた御園社長は、それをするくらいなら買収した方が分かりやすいし簡単だといい・・・

結局、お互い経営に対する考え方が違い、ここでの交渉は決裂し、この話はなかったことになってしまいました。

振り出しに戻ってしまったこはぜ屋ですが、、、

その後、なんと御園社長から「アイディアがある」と再び連絡があったのです。

そのアイディアとは、フェリックスの生産計画に見合う設備の投資資金として、3億円を低金利でこはぜ屋に融資する。

そして、3年間は発注保証がついているが、3年後、発注が途切れた後、万が一返済ができなくなったら、融資の残額をそのままこはぜ屋の資本として受け入れる=フェニックスの傘下に入るというものでした。

それは、フェリックスの子会社になり、もしかしたらこはぜ屋の暖簾が途絶えてしまう可能性も秘めています。

けれど、前に進むため、宮沢たちこはぜ屋のメンバーはこれを受け入れることにしたのです。

そして、皆は100年の暖簾を全員で守ろうと!誓い合ったのでした。

小説では、御園社長は敏腕経営者でありましたが、過去には会社を倒産させてしまったり、妻をハリケーンで亡くしたりと苦労人でもありました。

ちなみに「フェリックス」という会社の名前は、妻の命を奪ったハリケーンの名前です。

会社を成長させるために、小さな会社を幾度となく買収し、足りないものを補強し、理想の会社像を築き上げてきた人です。

御園自身は優れたバイヤーでもありました。

御園社長にとっては買収は日常的なものかもしれませんが、買収される側にとってはたまったものではありませんね(笑)

で、御園社長は敵なのか、味方なのかということですが、ストーリーをみていくと、こはぜ屋にとっては「どちらでもない」のかなと思います。

なんじゃそりゃって感じかもしれませんが、お互いwin-winの関係が築けるビジネスパートナーと言った方が適切ではないでしょうか。

まとめ

御園社長について、そして御園社長とこはぜ屋の関係について小説をもとに紹介しました。

ドラマでは松岡修造さんがこの役をどんな風に演じるのか楽しみですね。

いよいよ終盤に突入した「陸王」

次週も見逃せませんね!

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