ゲーム依存症(障害)のチェック方法や治し方のおすすめの本は?
身近にゲーマーはたくさんいますが、、、今回、ゲーム依存症が「ゲーム障害」として、国際的に疾患(病気)として認められることになりました。
WHO(世界保健機関)がそう発表していましたね。
ゲームが好きでやりまくっていると思っていたあの人がもしかして病気???
これはすごく気になります!
そこで、ゲーム依存症(障害)のチェック方法など調べてみたので紹介しますね!
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そもそも依存症って?
gooの辞書によるとこのように定義されています。
ある物事に依存し、それがないと身体的・精神的な平常を保てなくなる状態。
アルコール依存症のような物質に対するものと、インターネット依存症のように行為に対するもの、共依存のように人間関係に対するものがある。
(引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/11967/meaning/m0u/)
ようは、止めたくても止められない状態のことです。
この分類でいくと、ゲーム依存症は行為による依存ですね。
だから、行為依存症とも呼ばれています。
厚生労働省の調査では、成人421万人、中高生約52万人がゲームなどのネット依存症の恐れがあると推計されています。
この数字を見て多いのか少ないのか私には判断できませんが、昔はこんな病気はなかったので、現代を象徴する事象と言えそうですね。
ゲーム依存症が疾患(病気)として認定
「~症」と「疾患(病気)」って印象が全然違いますね。
今までは~の傾向があるくらいに思っていたことに病名がついてしまうのですから。
インターネットが普及した時代背景もあって、WHO(世界保健機構)は、WHOが作成する疾患の分類(ICD)に「ゲーム障害」が明記され、これで「ゲーム障害」が国際的に疾患として認められたのです。
ゲーム障害の診断基準は?
では、どういう状態だったらゲーム障害と言えるのでしょうか。
ゲーム障害の診断基準が公表されていましたので、紹介しますね!
- ゲームをする時間などを自分でコントロールできない
- ゲーム以外の出来事や関心事の優先度が低くなる
- 日常生活に支障をきたしてもゲームを優先する
こういった状態が12か月以上続くと「ゲーム障害」と診断されます。
※深刻な場合はより短期でも診断される。
ゲーム障害になると、神経が過敏になり、ゲームから離れると、イライラや不安が募り、注意力や集中力が失われて心ここにあらずという状態になります。
また、うつ状態に陥ることもあると言われています。
私はゲーム障害ではありませんが、スマホはしょっちゅういじっているので、スマホを忘れて出かけた時は、不安になってしまいます。
それも少なからず依存状態であるってことですよね。
また、国内で初めて専門外来を開いた、国立病院機構久里浜医療センターの樋口進院長によると、ゲーム障害が引き起こす具体的な症状としては
・欠席・欠勤:59%
・引きこもり:33%
・物に当たる・壊す:51%
・家族に対する暴力:27%
・朝起きられない:76%
・昼夜逆転:60%
があげられています。
外との交流がなくなり、どんどん内にこもっていくようですね。
この結果、12%が退学・放校となり、7%が失職しているということです。
ゲーム依存症(障害)と思った時に治し方や対策が分かるおすすめの本は?
先ほども紹介した国立病院機構久里浜医療センターの樋口進院長がいくつか、インターネット・ゲーム依存に関する本を書かれています。
治療法や対策が分かる書籍になっていますので参考までに紹介しますね!
スマホゲームと依存に関する不安と疑問に答えた本。
スマホゲームに依存したユーザーやスマホゲームにハマった家族の対応に悩んでいる人に。
なぜネット依存になってしまうのか、ネット依存は脳の発達にどのような悪影響を与えるのか、ネット依存はどうやったら治るのかなどイラストを交えて分かりやすく解説されています。
自分の子供をネット依存症にさせない、ネット依存状態におちいっている子供を救い出す方法が紹介されています。
ネット依存に苦しむ患者やその家族のことについて、分かりやすく解説された本です。
依存度チェックテスト付き!
ハマってしまう心理から治療法まで解説されています。
まとめ
ゲーム依存症が病気として認められたことは私にとっては衝撃でした。
趣味嗜好が行き過ぎると病気になっちゃうなんて。
なんでもほどほどが一番いいのですね。
なかなか難しいかもしれませんが。。。