【半分、青い】脚本家は北川悦吏子!過去の作品と評判は?
2018年前期の朝ドラは「半分、青い」。
主演の永野芽衣さんは、「18歳のすべてを朝ドラに注ぐ」なんて意気込みを語られるくらい、熱い気持ちをもってこの作品に取り組まれているようですね。
そして、「半分、青い」の脚本家は、1990年代のドラマの黄金時代を築いた「北川悦吏子」さんです。
けれど、この起用には賛否両論あるとか?
今回は北川悦吏子さんのプロフィールや過去の作品と評判について紹介したいと思います。
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「半分、青い」の脚本家、北川悦吏子さんって?
出身地:岐阜県
血液型:B型
出身大学:早稲田大学
北川悦吏子さんは、1989年「赤い殺意の館」で脚本家デビューを果たします。
脚本は、広告代理店を退社した後に入社した「にっかつ撮影所」で勤務しながら学んだそうですよ。
そして、1991年に放送された「世にも奇妙な物語」の「ズンドコベロンチョ」で注目を集めます。
知ってます?「ズンドコベロンチョ」って。
全く意味が分からないですよね?(笑)
このストーリーは、主人公以外の人は全員「ズンドコベロンチョ」というのを知っていて、物知りで通ってる主人公は「ズンドコベロンチョ」の意味を必死に模索するって話なのですが、これがかなりツボにはまるんです!
皆が「ズンドコベロンチョ」を多用しているのに、主人公だけは意味が分からなくって悶々としている様子がたまりません。
当時、私も観ていましたが、翌日の学校ではこの話題で持ち切りでしたもの。
あのタモリさんも最も好きな作品なんですって。
世間に強烈なインパクトを残した作品だったからこそ、北川悦吏子さんは注目されたんですね。
そして、その後は、1990年代のドラマ黄金期を支えた脚本家の1人として活躍されました。
社会現象を起こしたあの作品も北川悦吏子さんなんですよ!
北川悦吏子さんの過去の主な作品
北川悦吏子さんの過去の主な作品を紹介しますね。
《テレビドラマ》
- ぼくが医者をやめた理由(テレビ東京/1990年)
- 素顔のままで(フジテレビ/1992年)
- その時、ハートは盗まれた(フジテレビ/1992年)
- チャンス!(フジテレビ/1993年)
- あすなろ白書(フジテレビ/1993年)
- 君といた夏(フジテレビ/1994年)
- 愛していると言ってくれ(TBS/1995年)
- ロングバケーション(フジテレビ/1996年)
- 最後の恋(TBS/1997年)
- Over Time-オーバー・タイム(フジテレビ/1999年)
- ビューティフルライフ(TBS/2000年)
- Love Story(TBS/2001年)
- 空から降る一億の星(2002年/月21:00)
- オレンジデイズ(TBS/2004年)
- たったひとつの恋(日本テレビ/2006年)
- 素直になれなくて(フジテレビ/2010年)
- 運命に、似た恋(NHK/2016年)
《映画》
- ハルフウェイ(2009年公開)
- 天国への郵便配達人(2010年公開)
- 新しい靴を買わなくちゃ(東映・2012年公開)
アラフォー、アラフィフ世代にはたまらない作品ばかりですね!
トレンディドラマが流行った1990年代は、北川悦吏子さんが手掛けが脚本は軒並み大ヒットしました。
特に「ロングバケーション」。
月曜9時になると、OLが街から姿を消すとまで言われ、最終回の視聴率が36%を超える大ヒットドラマでした。
主演は木村拓哉さん、ヒロインは山口智子さんだったのですが、この2人の世界観が凄くよくって。
そういえば、現在放送中のBGで2人は22年ぶりの共演をすることになり、それがかなり話題になっていましたよね。
今もなお取り上げられるくらい、その当時の視聴者のハートをくぎ付けにした作品だったんです。
もりちろん私もこの作品はしっかり観ていましたよ!
木村拓哉さん演じるセナはピアニストだったのですが、セナが弾いている曲を練習したりしましたもの。
他にもメジャーな作品は沢山あるのですが、今回でいえば「愛していると言ってくれ」。
主演は豊川悦司さん、ヒロインは常盤貴子さんでした。
聴覚障碍者であり画家である豊川悦司さん演じる榊晃次と女優の卵である常盤貴子さん演じる水野紘子の恋愛ストーリに心が揺さぶられまくりでした。
このドラマでの豊川悦司さんの人気も半端なかったですね。
で、豊川悦司さんは今回の連続テレビ小説「半分、青い」に出演されるんです。
主人公スズメの師となる人気漫画家「秋風羽織」を演じられます。
北川悦吏子さんとは17年ぶりの共演だとか。
秋風羽織を演じるにあたり、こんなコメントを寄せられています。
旧知の北川悦吏子さんから、とってもとってもとっても難しいキャラクターをいただきました。
全く自信はありませんが、弱気を武器に、真摯に努めて参ります。
ビターアンドスイート、オールドベイビーな秋風羽織に少しだけご期待下さいませ
(引用元:http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180110-OHT1T50124.html)
旧知の中ということは、北川悦吏子さんは豊川悦司さんの魅力もご存知と思うので、「愛していると言ってくれ」で豊悦ブームが巻き起こったように、今回もまた役がハマり、人気急上昇するなんてこともあり得るかもしれませんね。
「半分、青い」の脚本は勝ち取ったもの?!
1990年代から2000年代前半にかけて、大活躍された北川悦吏子さんでしたが、2010年以降は2016年の「運命に、似た恋」まで連ドラの脚本には空白期間がありました。
その間、実は闘病しておられたようです。
北川悦吏子さんが患っていた病は「炎症性腸疾患」。
私は詳しくありませんが、大腸の病気のようです。
それによって2010年には大腸を全摘されています。
その後、この病気は落ち着いたようですが、今度は「聴神経腫瘍」という難病にかかり、左耳が完全失聴してしまいました。
大変な闘病生活だったんですね。
そんな中ですが、「半分、青い」のイメージは4、5年前から固めていたそうです。
それにはびっくりですね。
そして、NHKに自ら企画を持ち込み、第98作品目の朝ドラの仕事をゲットしたそうです!
本人は、「自分の人生をもう一度生き直すような気持ちで書いている」とおっしゃっていました。
それだけ、「半分、青い」は魂がこもった作品になっているようです!
北川悦吏子さんの評判はイマイチ?!
一世風靡した北川悦吏子さんですが、現在の北川悦吏子さんについては、視聴者の間では賛否両論あるようです。
視聴者の声を見てみると・・・
楽しみだなー!!ほんとひたすらに楽しみ!!北川悦吏子さんが朝ドラを書くなんてなぁ!!!
半分、青いは北川悦吏子さんなんだー!面白そうですね!トッキュージャーの人も出るのね
(引用元:https://twitter.com/)
と、こんな風に楽しみにしている人もいれば、
とは言え北川悦吏子さんという脚本家はワタシの中ではオワコンなので、しかも70年代あたりからの物語という事で心配だが。
北川悦吏子ってなんというかこう、古いよね
北川悦吏子も昔はよかったんだろうけど今はやっぱ古いってなんかのドラマの時思った 何か覚えてないけど
(引用元:https://twitter.com/)
「古い」とか「オワコン」とかいう、辛辣な言葉もあって。
確かに、連ドラを手掛けられていない時期もあったので、人によっては「消えてしまった」感があって、古い人という印象がついているのかもしれませんね。
私もしばらく名前を聞かないなぁと思っていましたから。
私的には、北川悦吏子さんのセリフの言い回しが結構好きで、なんというか、綺麗なんですけど本質を突くような言葉で、心が揺さぶられちゃうんです。
だから、個人的には結構期待しちゃってます。
朝ドラの視聴者が、主婦や高齢者が多いこと、そして、恐らく北川悦吏子さんのドラマを観た世代も多いことから、否定的な意見をよそに、もしかして再びヒット作品になるかもしれないですね。
まとめ
「半分、青い」の脚本家、北川悦吏子について紹介しました。
超ヒットメーカーであった北川悦吏子さん、今は賛否両論言われていますが、当時のドラマにハマったものとしては、これからも活躍してもらいたいなと思っています。
Comment
たしかに昔は良いドラマもあったが
Twitterを題材にした「素直になれなくて」
とかいう演出も構成も最低な作品以降は本当に終わった人に思うし
今のドラマが放映される以前もTwitterでユーザーからバブル期などの情報を得ようとするような
思慮の足りなさを感じるし
この人に仕事を任せる局も問題に思う…
コメントありがとうございます!
なるほど、そのような視点もあるんですね。