ズートピアの夜の遠吠えの正式名称は?ブルーベリー色の綺麗な花だけど毒なの?
「ズートピア」はある肉食動物の失踪事件の謎を解く「本格ミステリー」とも言えますよね。
その謎を解く手がかりとなったのが「夜の遠吠え」。
これだけ聞くと、狼や犬を思い出してしまいます(笑)が、まさにそれがトリックだったんです。
伏線も張られていたこの「夜の遠吠え」が何なのか、そして正式名称は何?など、気になる真相を紹介していきますね!
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ズートピアの夜の遠吠えって何?正式名称は?
ズートピアの最後のセリフの意味は?ニックとジュディは恋愛関係?
ズートピアで「夜の遠吠え」のくだりが分かりづらかった人もいたと思う(私がそうでしたが(笑))ので、ここで振り返りながら、正式名称を紹介しますね!
カワウソのオッタートーンの失踪事件を追っていたジュディとニックは、闇のボス・Mr.ビックの協力もあって、オッタートーンを乗せた車の運転手・グラックジャガーのマンチャスに会うことができました。
マンチャスに聞き込みに行くと、オッタートーンから受けた傷が痛々しくひどく怯えた様子。
そして、マンチャスはオッタートーンから
「夜の遠吠え」
と叫び襲われたと話してくれたのです。
さらに詳しく話を聞くために、マンチャスの家のドアを開けてもらおうとすると、突然マンチャスが野生に戻るのです!!!
必死で逃げ、なんとかジュディとニックは逃げ切ることが出来ました。
その後、ジュディとニックはベルウェザー副市長の協力で、マンチャスの乗った車を追走することに成功し、凶暴化した肉食動物がライオンハート市長の手によって施設に入っていることをつかんだのです。
ラオンハート市長は肉食動物が凶暴化した原因を突き止めるために、施設に入れていたんですね。
このことを突き止めたジュディはヒーローとなり、記者会見を開くと、「他の肉食動物が凶暴化する可能性もある」とつい発言してしまい、罪もない肉食動物(ニックも)傷つけてしまいます。
自分の発言が街に大きな影響を与えてしまったことに落ち込むジュディは、警察官を辞職し、実家に戻りニンジンの販売を手伝うのでした。
いつものようにニンジンの販売を手伝うジュディ。
その店には、小さい頃いじめられていたキツネのギデオン・グレイもパイの販売をしに来ています。
仲直りしたんですね。
子どもたちがパイを見つけ、大好きなパイに向かって走り寄ってくると、ジュディの父・ホップスが
「お前たち、ミドニカンパム・ホリシシアスに近づくな!」
って言うんです。
そこには、ニンジン畑を囲むように、ブルーベリー色の花が咲いていました。
「クロッカス」の一種ですね。
その花を見て、ギデオン・グレイが
「うちじゃぁ、夜の遠吠えって言ってるよ。」
って。
父・ホップスは、その花=夜の遠吠えは、虫よけに使っているということ、そして、昔叔父のテリーがそれを食べて凶暴になって噛みついたことがある、と話したのです。
それを聞いていたジュディはピンと来ました!
「夜の遠吠え」とは、いわゆるオオカミたちの遠吠えではなく、ブルーベリー色の花(ミドニカンパム・ホリシシアス)のことだったんですね!
実はこれには伏線がありました。
ジュディが最初に解決した事件が、ひったくり事件でしたよね。
こそ泥のイタチ・デューク・ウィーゼルトンが盗んだのが「ミドニカンパム・ホリシシアス」の球根だったのです。
ボゴ署長が
「たかが、玉ねぎ」
と鼻で笑うと、デュークは
「玉ねぎじゃねぇよ、”Midnicampum holicithias”(ミドニカンパム・ホリシシアス)だ!」
って言うんですね!
この時は、「ふ~ん」なんて思っていましたが、それがここに繋がってくるんですね。
というわけで、夜の遠吠えの正式名称は「Midnicampum holicithias(ミドニカンパム・ホリシシアス)」です。
ブルーベリー色の綺麗な花だけど毒なの?
ズートピアでは、「夜の遠吠え」のエキスを抽出してカプセルにつめて、肉食動物に銃で撃って襲っていました。
それを打たれた肉食動物は凶暴化していましたね。
実際にはどうでしょうか。
「ミドニカンパム・ホリシシアス」はクロッカスの一種とされていますが、クロッカスの球根には、人は食中毒を起こすような毒はありませんが、犬や猫には有毒のようです。
ということは、動物には毒性があるってことでしょうね。
まとめ
ズートピアに出てくる「夜の遠吠え」の正式名称をお伝えしました。
本格ミステリーを匂わせるズートピア、奥が深いですよね。
「夜の遠吠え」の伏線は、ひったくり事件から繋がっているとは思いませんでした!