ブラックペアンのパターンが同じで飽きる?水戸黄門のパクリ?
毎週何かと賑わうブラックペアン。
第6話では渡海(二宮和也)の母親も登場し、いよいよ終盤に向けてスタートした感じですよね。
そんなブラックペアンですが、なんだかパターン化されてきて、飽きたという声も?!
水戸黄門的パターンと言われるその展開は一体どんなのか、検証してみたいと思います。
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ブラックペアンのパターンが同じ?
「ブラックペアン」がパターン化と言われる理由について、これまでのストーリーを簡単に振り返ってみますね。
1話 スナイプ手術による副作用
初回ということもあり、まずは渡海の腕がどれほどのものか前半で示すため、横山医師の手術ミスを渡海が救います。
渡海は横山の手術ミスを指摘し「1000万円でもみ消してやる」なんて言い放ち、かなりインパクトのある登場の仕方でしたよね。
そして、後半。
ライバルの帝華大学から送り込まれた高階(小泉孝太郎)が「スナイプ」という機械を持ち込み、どの医者でも高度な手術が提供出来ると、スナイプの使用を推奨します。
そんな時、スナイプを使用する機会が訪れました。
発作を起こし、通常の手術を行うのが難しいとされた皆川(山村紅葉)にスナイプ手術が適用されます。
スナイプ手術は終了し、成功したかのように思えましたが、皆川は腹部が痛いと苦しみ始めます。
実は、心臓の手術は完璧だったのですが、高階は心臓の部分しか見ていなく、腹部の異変を見逃していました。
それがスナイプ手術によって、腹部の動脈破裂を引き起こしていたのです。
皆川の緊急手術が行われましたが、出血が止まらず混乱しうまく処置出来ない高階。
そこに渡海が現れ、退職金で助けてやると言い放ちます。
高階はそれに怒りをあらわにすると、渡海は手術室を出ていきますが、世良の必死のお願いにオペをし、渡海は皆川を助けたのでした。
この時、世良に1億円要求していましたね、渡海は(笑)。
初回から、ヤバそうな医者でヤバイ状況で現れるヒーロー(けれど正義感には満ちていない)のような印象づけがされましたね。
2話 スナイプ手術の人為的ミス
佐伯式の手術が必要だが、待つ時間がないという患者・小山にスナイプ手術を提案する高階。
あんなミスをしておいて、よくもまぁ言えたもんだと思ったのですが(笑)、そこはドラマですからね。
佐伯教授はスナイプ手術を承諾しますが、高階の立会いを禁止しました。
スナイプ手術は誰でも安全に出来ると高階が言っていたことを実証させるためにです。
手術は関川(今野浩喜)が執刀することになりました。
手術は順調に進んでいき、最後の仕上げに取り掛かろうとした時、予期せぬ事態が発生します。
関川の人為的ミスにより、患者は危険な状態になってしまったのです。
高階はその対応に向かいますが、動脈からの出血がひどく、手の施しようがありません。
すると渡海が登場し、「1000万円でもみけしてやる」と言い、淡々と対応し、その窮地を救ったのでした。
またしても渡海に助けられる高階。
原作では思いませんでしたが、高階先生ってそんなに腕のいい医者ではないのかしら?と思ってしまった回です。
3話 2件のスナイプ手術成功
2件失敗した後の第3話。
日本外科学会理事長選に向けてインパクトファクターが欲しい西崎(市川猿之助)から迫られ、後がない高階はかなり焦っていましたよね。
そんな第3話ではそれまでのミスを取り返すような内容でした。
厚生労働省の次期事務次官候補の息子・田村隼人(高地優吾)は、心臓の底の筋肉が異常に厚く、特定のルートでなければスナイプ手術は出来ず、スナイプ手術と言えども、非常に難しい状態でした。
そんな田村の手術は執刀・渡海、助手・高階の手によって始まりました。
もちろん、この手術は成功するのですが、この難しい手術中に、佐伯教授が担当している患者・楠木(田崎真也)が突然のショック状態となり、手術が必要になるのです。
田村のスナイプ手術をしていた渡海ですが、楠木を助けるためにその道筋を開き、最後は高階にスナイプ手術をさせるという結末。
1日で2件のスナイプ手術を成功させるという、成果を収めたのです。
まるでこれまでの失敗を帳消しにするような感じでしたね。
4話 高階の患者・小春の手術
手術が必要だけれど、血液が凝固しにくい病を抱えている上に、輸血困難なアレルギーを持っている小春。
色々な思惑があり、帝華大学から東城大学へ転院してきました。
小春の担当医だった高階は、自分の力では無理だから渡海にスナイプで小春を助けて欲しいと懇願するのです。
佐伯に楯突いていたことでオペを禁止されていた渡海でしたが、高階が佐伯に頼み込み、渡海と高階で小春のオペをすることになります。
子供用に改良されたカテーテル&スカイプ器具により、小春の手術は成功しました。
第3、4話ともに、渡海と高階が協力?!し、手術成功を成し遂げましたが、第4話は裏のインパクトファクターの争いがメインな感じがしましたね。
高階的にはそれを利用して、小春の命を救おうとしていたということも明らかになりました。
5話 手術支援ロボット・ダーウィン登場
小春の手術は成功したのですが、術後検査で異常が見つかりました。
心臓の中核に感染が起きていたのです。
血液が凝固しにくい病を持っている小春は開胸手術が出来ないため、薬物治療に切り替えるべきと渡海は主張しまが、高階がダーウィンを使っての手術を提案しました。
スカイプがダメならダーウィン?!
また新たな機械が登場しましたね(笑)。
ダーウィンは帝華大学にあり、帝華大学の松岡を執刀させることを条件に、東城大での手術の許可にこぎつけた高階。
帝華大学の松岡が執刀という時点で何か起きそう!という匂いがプンプンしていましたが、案の定起きてしまいましたね。
ダーウィンでの手術を始めた松岡。
子供の心臓は相乗異常に狭く、心臓内でダーウィンのアーム同士が接触してしまい、このままアームを動かせば、最悪心臓破裂の危険性もあるという危機的状況に。
そして、そのピンチに登場したのが渡海でした!
ダーウィンから急遽開胸手術に切り替え、鮮やかな手つきで感染下部分を除去し、あっという間に縫合が完了し、手術は無事に成功したのです。
●手術中血液がブシューと吹き出す
↓
●手術失敗かもというピンチ
↓
●渡海の登場
↓
●鮮やかな手さばきで失敗かと思われた手術を成功させる
というような構図が見えた時でしたね(笑)。
6話 ダーウィンの日本版手術支援ロボット・カエサルの登場
ダーウィンの次はカエサルの登場?!
もはや何がなんだか分からなくなってきましたね(笑)。
しかも、第6話は渡海の母・春江(倍賞美津子)が患者として登場です。
東城大学を訪れていた春江は偶然居合わせた花房(葵わかな)と木下(加藤綾子)とランチをしている時に、突然倒れ、緊急手術をすることになりました。
この時執刀したのが、黒崎(橋本さとし)でした。
ですが、黒崎の見落としで、肺静脈に腫瘍が残ったままとなっていたのです。
カエサルでの手術実績が欲しい西崎は高階に実績をつくるように命じます。
そこで白羽の矢が立ったのが春江でした。
高階の説得に応じた春江はカエサルでの手術をすることに承諾したのでした。
そして手術の日、事故により多くの患者が運び込まれ東城大学の輸血ストックが600ccという極端に少ない状態に。
これはもう何かが起こる予感しかしないですね(笑)。
高階は問題ないと言い切り、カエサルによる手術が始まりました。
手術は無事に成功したかに思えましたが、、、しかしカエサルによって小さな傷が血管についてしまったことによって、またブシューっと出血する状態に。
もちろん執刀したのは渡海!
血液が足りなくなる状態には、高階の血液を使い、手術を無事に成功させたのでした。
こうやって見てみると、手術失敗かと思われてからの渡海登場!というパターンが見えてきますね。
しかも、手術失敗を思わせるシーンはブシューと出血!
ドクターXでは吐血がパターンでしたが、ブラックペアンではブシュー(笑)。
心臓外科ならではのシーンでしょうか。
パターンが同じで飽きた?水戸黄門のパクリ?
毎回見ていて、パターン化されてきたなと感じたのですが、これは私ばかりでなく、皆さんも感じられているようですね。
そしてこの流れを「水戸黄門みたい」と感じている人も沢山いましたよ!
水戸黄門も悪いやつを印籠出して成敗してスッキリという分かりやすいパターンでしたが、それが安定の人気を誇っていましたね。
ブラックペアンも渡海が助けるというのがパターン化されてきましたが、それが飽きではなく安定の安心感につながるといいなと思っています。
まとめ
ドラマ「ブラックペアン」がパターン化されていることについて、分析してみました。
ラストはブラックペアンの謎に迫ることになると思いますが、そこはどう描かれるのか楽しみです。