ファインディングドリーにイライラする?忘れっぽい理由は何?
2003年の「ファインディング・ニモ」の続編として製作されたのは「ファインディング・ドリー」。
「ファインディング・ニモ」にも登場していたドリーが主役で2016年に公開されました。
「ファインディング・ニモ」ではニモを探すマーリンと一緒に行動しますが、その時のドリーはすぐにニモを探していた事を忘れてしまうナンヨウハギでした。
続編の「ファインディング・ドリー」はあれから1年後の世界が描かれていましたが、やはり忘れぽっかたです。
ドリーはなんでこんなにも忘れっぽいのでしょうか?
そして、観ている人をイライラさせてしまう???
そんなことをちょっと調べてみました!
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ファインディングドリーにイライラする?その理由を考察!
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ドリーはとにかく忘れっぽいです。
物語の最初の方は、ドリーの忘れっぽさに見ていてちょっとイライラした人もいるかも知れません!
きっとそれはマーリンと同じ気持ちかも知れませんね。
マーリンはドリーの忘れっぽさにイライラしていました。
ニモが怪我した時は特にそのイライラが出ていました。
マーリンは大切なニモが怪我をしたのでかなり心配しています。
ドリーもニモの事をしています。
でもすぐに忘れてしまうから、マーリンに何度もニモの事を聞いてしまうのです。
ドリーもニモの事を心配しているから、聞いているのですがマーリンは何度も同じ事を聞くドリーにイライラしていきます。
そしてドリーに向かって「あっちに行って」と言ってしまいます。
その言葉はドリーを傷つけてしまいました。
忘れっぽいドリーは何度も何度も同じ事を聞きます。
最初はちゃんと答えていても、何度も同じ事を聞かれるとイライラしちゃいますよね。
しかも自分が忙しかったり、何かやっている時に何度も聞かれると、冷たく当たってしまいます。
そんな経験がある人はドリーの行動を見ていると、ついイライラしてしまうかも知れません。
他にも、ドリーは行き当たりばったり的なところがありますよね。
そして人?動物?を振り回す!
話を聞かないところもあって、ちょっと自分中心すぎるんじゃ??と思うところも・・・。
そんなドリーを観ていてイライラする人もいるのでは?と思います。
みなさんも・・・「ファインディングドリー観てるけど、ドリーの忘れ癖にイライラするの俺だけ?」「もうこれ以上イライラさせんでくれってまぁKYやから無理やなwww」などなど、「いらいらする」って声が沢山ありましたよ!
こうやって感情を揺さぶられるってことは、製作者側としては成功なのかもしれないですけどね(笑)。
ファインディングドリーが忘れっぽい理由は?
では何でドリーはこんなににも忘れっぽいのでしょうか?
実はそれは映画の最初にドリー自身が言っています。
「私はドリー。記憶障害があるの」と。
そうドリーが忘れっぽいのはわざとでも何でもなく、病気なのです。
この「ファインディング・ドリー」には記憶障害のドリー、ヒレが片方小さいニモ、脚が7本しかないタコのハンクなど、みんなと違う登場人物が出てきます。
「ファインディング・ドリー」のテーマはその登場人物達が示しています。
みんな障害を持っていってちょっと私達と違うけど、実はそんなに変わらないよということを伝えようとしています。
ニモは自分のヒレが小さい事を個性だと「ファインディング・ニモ」で言っていました。
障害は個性なんだという事をこの「ファインディング・ドリー」でも扱っているのです。
人と違うことはダメなことじゃないという事と、人と違う事をおかしい事と思ってはいけないという2つのことを視聴者に伝えようとしている映画なんだと思います。
それに、そんな彼女達が大活躍していきますよね。
それに勇気づけられる人も多いのではないでしょうか。
まとめ
ファインディングドリーとニモの関係は?前作見てない人に分かりやすく解説!
私達はちょっと自分と違う人や、どこか障害を持っている人に対して差別的な目で見てしまうことがあるかもしれません。
でも「ファインディング・ドリー」では健常者も障害者も何も変わらない、障害は個性と同じだということをドリーやニモの世界を通して私達に伝えています。
しかも子供だけでなく、大人に対しても語りかけている映画です。
つい自分本位の考え方や行動をしてしまう私達に対して、忘れがちなことを教えてくれる、思い出させてくれる映画が「ファインディング・ドリー」です。